大勢の人が集まる会議などをする時、時間帯によってはお茶や水だけでなく食事も必要です。
手軽に人数分の食事を用意したいのであれば、仕出し弁当を頼む方が良いでしょう。
内容は色々なバリエーションがありますから、どういう仕出し弁当を頼めばいいのかはよく考える必要があります。
商談後の接待・おもてなしにも
重要な取引相手との商談を終えた後に、接待・おもてなしとして仕出し弁当を提供すれば話がうまくまとまる可能性があります。
そこで重要になるのが、弁当の見た目、味、そしてどの店舗から仕出しをしてもらうかです。
料理で食欲を掻き立てるのは見た目です。
見た目が地味だとそれだけで、つまらないもののように見えてしまいます。
それでも味が良ければ満足してもらえるでしょうが、美味しいと感じなければ途中で食べるのをやめてしまうかもしれません。
そして店舗のもつブランドというのも意外と重要です。
とはいっても、有名なグルメ雑誌で扱われている弁当がいいかというとそうではなく、知る人ぞ知る味のよい名店のお弁当。
こういったお弁当を出すことでビジネスマンとしてのセンスを示すことができるのです。
接待・おもてなしというのは、取引先のことを大事にしていることを伝えるためのものです。高級な仕出し弁当にすればそれでよいというのではなく、ビジネスマンとして手を抜かず取引先に接する姿勢を見せるための機会だと捉えておきましょう。
会社向けのお弁当
会社で行っているセミナーなどに仕出し弁当を頼む時には、どのような食材が使われているのかをよく調べて注文した方がいいです。
参加人数が多い会議やセミナーは、一つの単価が高くなれば予算を超過してしまいます。
長い時間話をしたり聞いたりすれば、脳は疲労します。
その時に必要なのは、エネルギーとなる糖分です。
そのため炭水化物を多く摂った方がいいです。
ただ、血糖値が上昇すると眠気を感じやすく、特に白米は血糖値を上昇しやすい性質があります。
ですから、眠くならないように玄米や雑穀ごはんを使った弁当の方が適しています。
それと、食べやすさというのも重要です。
必ずしも食事が出来るテーブルとイスが確保できるとは限りません。
不安定な場所でも食事がしやすいように、容器の柔らかさや汁物などを避けるといった工夫も必要です。
数種類のおかずが入っているものを選ぶ
仕出し弁当を頼む時、おかずの種類は多い方がいいです。
おかずが単品だと、人によっては好みがありますから食べるのが辛くなります。
それに味に変化がなければ、途中で食べ飽きてしまうことも懸念されます。
男性であれば焼肉や唐揚げだけしか入っていなくても、食べきれるかもしれませんが、女性の場合には特に色々な種類を食べられる方が楽です。
食べる人の健康も考えると、肉、野菜、魚など様々な食材がバランス良く入っていることが理想的です。
その際、おかずの味が混ざらないように容器は仕切りのあるタイプにした方が良いでしょう。
たとえおにぎりやサンドイッチのように手軽につまむことが出来る軽食を配達してもらうとしても、それだけでは物足りなくなる可能性があるので、おかずを何種類かつけておけば安心です。
食べやすい大きさのものを選ぶ
弁当に入っているおかずは、大きければ目を引きますが、食べやすさということでは大きすぎるのは問題があります。
会議や会社向けで頼む時には食べる人の年齢や性別が異なることに注意しましょう。
誰もが食欲旺盛というわけではありませんし、年をとって歯が弱くなり噛み切る力が衰えている人もいます。
そういう人たちは大きいおかずを食べる作業で、疲れてしまいます。
食事は楽しみをもたらすものであって、苦痛を感じさせるものであってはいけません。
ですから、仕出しをしてもらう店舗を選ぶ時には、食べやすい大きさのおかずが入っているかを確認しておきましょう。
もし、近くの店舗でおかずの大きさが理想的なところがなければ、エリアを拡大して配達してもらえるところを探してみるのも良いでしょう。
おわりに
取引先に出す接待・おもてなし用の仕出し弁当は、見た目や味に優れている方が喜ばれます。
会社向けの場合にはエネルギー源となる炭水化物が多めの方がいいのですが、眠気を防ぐために玄米などにした方がいいです。
容器の形状も食べやすいものを選びましょう。
おかずは食べ飽きないように、そして栄養バランスを考えて何種類も入れておきます。
年齢や性別が違っても食べやすいように、おかずの大きさにも気を配りましょう。