法事のときに食事会をしないのなら、お持ち帰り用の弁当を用意するのがおすすめです。
しかし大切なお客様にお出しするため、仏事の席にふさわしい料理を選ぶことも大切になります。
用途に合った弁当を用意するようにしましょう。
弁当のお持ち帰りを用意する
仏式の法要の後には、施主が列席者を招待して会食をするのが一般的ですが、都合で午後から始まることになり、あえてしないという選択をすることもあるでしょう。
そんな時には、お持ち帰り用の弁当を用意して、法事後に持ち帰っていただくことが多いです。
料理の内容は、仕出し料理屋によって違いがあります。
もともとは法要後のお斎といえば精進料理でしたが、近年ではあまりこだわらない傾向があります。
とはいえ、法事にふさわしいと考えられている和食のお弁当を用意することが多いでしょう。
そのような場合は、野菜や魚を使った天ぷらや煮物・焼き物などが入っています。
また法事のお弁当を用意する際には、常温で持ち運ぶことを考えて、傷んでしまわないような料理を選ぶのがおすすめです。
法事にふさわしくない料理
伝統的に、お坊さんを呼んで読経をしてもらう法要をおこなった後のお斎には、精進料理を用意し皆でいただくのが習わしでありました。
精進料理は、野菜や海藻などの植物性の材料で作られている料理で、仏教の教えから肉類を使用しないことを原則としています。
現代では、そこまで厳格に守られているわけではありません。
しかし、やはり肉を使わないで野菜や穀物・魚などを中心とした料理を、お斎として振る舞うことが多いのも事実です。
ただし、おめでたいイメージのある鯛や伊勢海老といったものは、法要後のお斎にはふさわしくありません。
法事のお弁当を用意する際にも、この点には注意が必要です。
法事で使用するお弁当だという旨を伝えて、注文するようにすると安心です。
引き出物も一緒に渡す
法事のときに会食をしない場合、参列者にはお弁当を用意して渡します。
さらにこの時には、引き出物も併せてお渡しするのが一般的です。
法事に参加された方は、お香典を持参されます。
そのため、いただいたお香典に対する返礼品が必要となるのです。
お弁当は会食をおこなわない代わりにお渡しするもので、返礼品である引き出物とはまた意味が違います。
一般的に、引き出物には使ったり食べたりする消耗品で手元に残らない物を選ぶようにします。
飲食物なら、お茶や海苔・シイタケなどの乾物、それにお菓子などを用意することが多いです。
日用品ならタオルや洗剤などがよく選ばれます。
何を選ぶ場合でも、持ち運びがしやすいような軽くて持ちやすいサイズのものが良いでしょう。
法事には仕出し弁当がふさわしい
法事のときに会食を用意する際には、仕出し弁当がおすすめです。
故人を偲んでいただくお斎には、法要にふさわしい心を添えた料理を用意したいもの。
厳選した旬の食材を使用して作られた料理は、大切なお客様をおもてなしするときにも適しています。
大阪府の茨木市や高槻市でおこなう法要なら、法事用途の料理も多く手掛けている、衣由の仕出し弁当もおすすめです。
宅配件数30万件以上という豊富な実績があるため、大切なお客様にお渡しするためのお弁当を用意する際にも、任せることができるでしょう。
衣由には豊富な種類の法事向けのお弁当があります。
予算に合わせて内容を選ぶことができ、手頃なサイズのものなら3,000円、豪華なものになると7,000円という値段のものもあります。
おわりに
法要をした後に会食をしない場合には、持ち帰りをすることができるお弁当を用意するのがおすすめです。
法事に使う料理には、ふさわしくない素材を入れないように注意が必要です。
その点、法事向けの料理を多く扱っている仕出し弁当屋であれば、法事の席にふさわしいものを用意することができます。
注文の際には、法事に使う旨を伝えて、用途に合ったお弁当を用意できるようにするのがおすすめです。